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国際青少年音楽祭 in Bodø

8月24日から27日まで、昨年(2024)の欧州文化首都であったノルウェーの北の街ボードーで『国際青少年音楽祭』が行われました。私たちと初めてコラボレーションを果たした、EU・ジャパンフェスト日本委員会の主催のもと行われました。ImprobasenからアルトサックスのElsa Johanna Lie (13歳)、ドラムのVilde Paulsen Tosterund (12歳)、鹿児島市からアルトサックスの久保実日子(みかこ)さん (13歳)、トランペットの松本愛珂莉(あかり)さん (14歳)、ボードーのマーチングバンドSaltvern skolekorpsから7名の子どもたちが参加しました。

Kids in Jazz 2025 終了

今年のKids in Jazz は8月8日から12日まで、計10回のコンサートがオスロ市内行われました。ノルウェー国内外から述べ100名余りの子どもたちがこのフェスティバルに参加し、大盛況でした。

オスロジャズフェスティバルと毎年協力をしている、8歳から16歳を対象としたワークショップには去年を上回る約65名の子どもたちも参加、加えて今年は北海道・札幌から札幌ジュニアジャズスクールの中学生グループ『Club SJF』、毎年6月に素晴らしい子どもジャスフェスティバル”Barnadjass í Mosó”を開催しているホストバンドのアイスランド・モスフェットルスバイルから『Djasskrakkar』、イタリア・シエナの『Siena Jazz』、フェロー諸島・ソルヴァグルから素晴らしい子どもたちがKids in Jazz 2025に参加しました。

札幌ジュニアジャズスクールの皆さんが全員揃ってノルウェーを訪問したのは、13年前の2012年以来のことでした。『Improbasen』の子どもたちは数名は毎年日本を訪れ、交流を続けています。今でもこの素晴らしい交流は、芸術の森の中にあるヴィーゲランドの作品から始まったものです。私たちにとって重要な国際パートナーであり、また、彼らの訪問をきっかけに当フェスティバルの創設につながりました。このようなフェスティバルの創設につながるように導いてくださった前芸術の森の職員 古谷知子さん、去年10月にオスロを訪れ、札幌ジュニアジャズスクールの子どもたちをノルウェーへ渡航させ、異なる国との交流をぜひ体験させたいという思いで、素晴らしいものになるようにと尽力を尽くして頂いた 芸術の森 大野典子さんに感謝を申し上げます。

オンラインレッスン

Kids in Jazz 2025に参加の札幌ジュニアジャズスクールの中学生グループ『Club SJF』の子どもたちとオンラインレッスンをしました。

ワークショップを開催しました!

鹿児島で7月19日から21日の3日間、老舗ジャズクラブ ”Jazz Spot Lileth" で子ども向けジャズワークショップを行いました。多くのジャズに興味がある子どもたちが参加してくれました。

札幌での準備

プログラムの次の訪問地は、8月の大きなイベントに向けて札幌でワークショップ、ミーティング、そして準備活動でした。そこで私たちは、キッズ・イン・ジャズ2025に関連してオスロで開催されるイベントに向けて、万全の準備を整えているグループと出会いました。続きを読む(ノルウェー語サイト)

ノルウェーと日本の子どもジャズコミュニティが結集

アイスランドでのフェスティバルが終わるとすぐに、私たちは日本へ向かいました。この夏、私たちはいくつかのプロジェクトを進めています。まずは、鹿児島にある素晴らしいジャズクラブ「Lileth」でのコンサートで、市内の子供たちのジャズコミュニティの多くのメンバーが集まりました。   続きを読む(ノルウェー語サイト)

Kids in Jazz 2025 開催決定

今年のKids in Jazz は8月7日から12日まで行われる予定です。また、ゲストに日本から札幌ジュニアジャズスクールの中学生グループ『Club SJF』の17名のミュージシャンが Kids in Jazz 2025に参加予定です。この学校は、2012 年に初めてノルウェーを訪問して以来、私たちにとって最も重要な国際パートナーであり、また、彼らの訪問をきっかけに当フェスティバルの創設につながりました。 

日本ツアー

アルトサックスのIda Reitan Arntzen (イーダ・ライタン・アールツェン)とピアノの Johanne Kurverud Storløkken (ヨハンネ・クルヴェルードゥ・ストールロッケン)は、1月16日から1月23日の期間日本ツアーを行いました。2人ともコンサートを行うたびに目まぐるしく上達してき、これをノルウェーに持ち帰り最近のコンサートでも活躍しています。日本の皆さまありがとうございました。

日本ツアーのレポートはこちら

私たちについて

Improbasen(インプロバーセン)は、ノルウェーの首都オスロにある子どもたちがジャズそして即興音楽を学べる音楽教室です。

世界中に向けて運営されており、インプロバーセンを訪ねることはもちろん、私たちも希望があれば訪ねることができます。

私たちは、ミュージシャン、教育者、そしてこの分野に専念するすべての人々のためのネットワーク開発に深く取り組んでいます。そして、子どもたちが音楽を楽しめるよう、創造性、耳のトレーニング、コミュニケーションを組み合わせた独自の指導法を開発しました。私たちの正規の生徒は7歳から15歳までおり、毎週ハーモニーのトレーニング、コード進行の耳のトレーニング、そして即興演奏へのさまざまなアプローチを受けています。

生徒たちは、個人レッスンで学んだことを常にバンドのコンテキストで練習できることから大きな利益を得ており、トレーニングを社会的な経験に変えることができるような指導をしています。また、生徒たちは毎月数回演奏を行なっており、その一つがノルウェーで最高のジャズコンサート会場であるNasjonal Jazzsceneです。私たちは『Barnas Jazzscene』のシリーズで毎月コンサートを行っており、2024年はこのシリーズが始まって10周年目を迎えました。

スカンジナビア諸国やヨーロッパの一流のジャズミュージシャンの多くが知識を共有するために私たちを訪れました。このコンセプトは音楽業界から大きな注目を集めています。また、この早い年齢から始めることで、多くの女性楽器奏者を採用することができ、ジャズ界における男女のバランスに大きく貢献しているようです。音楽研究者がこの手法を研究しており、それに関する主要な研究成果が 2020年 11月に Routeledge で公開されました。

インプロバーセンはまた、毎年8月に開催される国際フェスティバル「Kids in Jazz」を設立し、才能あふれる子どもたちがオスロを訪れ、様々な国の子どもたちと音楽を通じた交流を行なっています。今までに、デンマーク、スウェーデン、アイスランド、フェロー諸島、スイス、ハンガリー、ウクライナ、オーストリア、ポルトガル、イタリア、イギリス、チリ、ヴェネズエラ、メキシコ、そして日本の子どもたちが訪れ、演奏しました。

私たちは、大学や学会に関するプレゼンテーションなど、子どもたち、同僚、教師向けにノルウェー国外問わず多くのワークショップを行っています。同僚や新しい友達から連絡をもらえることにいつも感謝しています。